自己紹介

サトウキビ畑で

 「度肝を抜かれる」とはこのことでした。初めて喜屋武の綱引きを始めて見た夜のことです。

 沖縄ブームの前から沖縄に魅力を感じて沖縄で暮らしていました。県内各地を見て回っているうちに、観光地化されていない場所や行事を探すようになっていました。観光地化されている場所や行事は「よそゆきの顔」であって、沖縄本来の「素顔」ではないからです。「素顔のままで」と歌ったのはビリー・ジョエルですが、私も沖縄に対して「裃脱いだ沖縄がいい」と「素顔」を求めるようになったのです。

 「よそゆきの顔」は外見がいいし、心地よいものです。ですが、それは「作り笑顔」であり「人工的な顔」であり「計算された顔」であり「不自然な顔」と言えましょう。好きな相手のそんな顔を見たいと誰が思うでしょうか。好きであればあるほど「素顔」が見たい。「素顔」がいいのです。

 そんな私の希望をかなえてくれた1つが南風原町喜屋武の綱引きです。どうぞたっぷりご覧ください。

 私へのご連絡は、aas(アットマーク)ymail.plala.or.jpにお願いいたします。

 西野浩史

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